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Vol.2|ベース車の紹介

2024.7.10

Citroën Type H - electrified by NOVAL

ノーバルが50年前に作られたフランス製の貨物車を現代のEVとして再生します。




1. プロジェクトのベースとなる車はどのような車か?


  今回ノーバルがコンバージョンEVとして再生させるベースの車は、1976年型のシトロエンType HY(通称ティープ・アッシュ)というフランス製の車両です。


 Type HYは、1948年にフランスの自動車メーカーシトロエンが発売した商用車で、車体のサイズや型式に様々なバリエーションがあります。


 今回私たちが入手した車両は、長期間オランダで商用車として使われた後、現地でキャンピングカーに改造され、数年前に個人オーナーによって日本に輸入された経歴を持つものです。



2. どのように見つけたのか?


 EVコンバージョンプロジェクトの構想段階から、ベース車両となるType HYを中古車市場で探し続けていました。しかし、近年のキッチンカーブームや旧車ブームの影響もあり、綺麗な個体は値上がりしており、なかなか手が届きませんでした。


 そんな中、宮崎県に比較的手頃な価格の車体があると聞き、スタッフが車両を見に向かいました。車両が保管されているヤードに到着すると、一目で車両価格が低い理由がわかりました。

 草むらに長期間放置されたボディには錆が多く、車内は蟻や蜘蛛の巣でいっぱいでした。かろうじてエンジンはかかるものの、ウインカーはハンドルからぶら下がり、ブレーキは故障していました。




3. なぜこの個体にしたのか?


 初見では絶望的な状態にしか見えなかった個体でしたが、細部をよく見てみると意外な一面が見えてきました。

 表面のボディパネルは錆だらけで穴が空いているものの、ステアリングやサスペンション、トランスミッションなどは問題なく機能していました。そして何よりも重要な「荷重を支えるフレーム」には大きな腐食が見られず、車体の形式もEVコンバージョンに最適な軽量ショートボディモデルだったのです。




 さらに決め手となったのは、ルーフ上に取り付けられていた特注ラックとハシゴでした。

これらは、この車両が過去にオランダでキャンピングカーに改造された際に設置されたもので、寸法や強度的にも産業用の大型太陽光パネルを車体に取り付けるのにちょうど良く、外見上もオリジナルの車体デザインにマッチしていました。




4. 購入


 車両の購入を決めましたが、すでに車検の有効期限は切れており、登録抹消状態。

また、当然ながら仮ナンバーを取得して自走できる状態ではなかったため、宮崎県からノーバル本社がある茨城県つくば市まで約1200kmを積載車で運ぶこととなりました。



プロジェクトの進捗情報はこちらにて定期更新してまいります。

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