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1.用地取得
土地の所有権について調査した後、持主と交渉を行い、弊社の投資上限額と土地の持主の売却希望額のすり合わせを行います。
しかし、どのような土地でも発電事業が行えるわけではなく、次項から続く様々な制約条件が存在するため、通常は一定の調査期間を頂いた上での契約となります。
2.行政確認
候補地により、開発に抵触する法令や条例は異なりますが、
メガソーラーの場合、対応が必要な項目として、森林法、農地法、埋蔵文化財保護法が主に挙げられます。候補地が規制区域に該当する場合は開発許可、転用許可等の取得が必要となります。
3.設計
面積、地形、法規制、付近の送電網のキャパシティといった制約条件を考慮し、発電規模を決定します。この段階で一旦、設計を行いますが、通常はこの後の電力会社との協議や土木工事の結果により手直しをすることになります。
4.電力会社との系統連系協議+事業計画認定の取得
電力会社との系統連系方法、費用負担について協議を行います。その後、経済産業省に事業計画認定の申請を行い、電力会社との接続契約を締結したのち、固定価格買取制度に基づく売電単価の確定を行います。
5.発注
工事進行のスケジュールを策定し、それにあった資材と工事要員の手配を行います。
資材が海外から輸入される場合は、輸送や通関手続にかかる時間を十分に見込んでスケジュールを調整します。
6.造成開始
遵法性と周辺環境への配慮をした上で、土地の造成を行います。
工事期間は地形によって大幅に異なります。
7.建設開始
発電設備、外周フェンス、警備システムの建設を行います。
工事期間は1〜2メガ規模の設備の場合、約2.5ヶ月です。
8.完成
電力会社の送電網に自社設備が連系された時点で完成となります。この後は、定期的なメンテナンス及び、非常時対応が重要となります。
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